抵当権抹消

Service

抵当権抹消書類一式を、そのままお持ちください。

抵当権抹消登記とは、不動産に付けられた担保を消す手続きです。
住宅ローンを完済すると、金融機関から抵当権抹消に必要な書類が届きます。 色々な書類が入っていると思いますが、そのまま事務所にお持ちください。
司法書士が迅速に処理いたします。

完了までの日数 約2週間
来所回数 1回
費用目安 14,300円(住所変更なし)+実費

1.抵当権抹消登記の実績

以下の抵当権について取り扱い経験がございます。

  • 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行(各保証会社)
  • 信託銀行、地方銀行、ネット銀行
  • JA、信用金庫、労働金庫、信用組合
  • 住宅金融支援機構、日本政策金融公庫
  • 社内融資
  • 「根」抵当権の抹消
  • (条件付)抵当権仮登記の抹消

2.よくあるご質問

本人以外(例えば妻)が行ってもよいですか?

大丈夫です。ただ、委任状にはご本人の署名捺印が必要です。
お持ち帰りいただき、事務所にご郵送ください。

不動産が共有名義です。全員で行かなければなりませんか。

代表お一人で結構です。
抵当権抹消登記は、共有者の一人から申請できるためです。

本人が亡くなり、団信(保険)で完済しました。どうすればよいですか。

相続登記と抵当権抹消登記の両方が必要です。 まとめてお任せいただけます。

抵当権抹消を放置すると、問題ありますか。

不動産を売るときに、抹消しなければ買ってもらえません。
トラブルの元ですので、早めの対応がお勧めです。

3.抵当権抹消のポイント

当事務所では、以下の点に配慮しています。

不動産を網羅する

すべての不動産から抵当権を抹消することが重要です。
特に私道は注意が必要です。抹消し忘れると、将来売るときに苦労します。

登録免許税を安くする

申請を工夫すると、登録免許税が下がることがあります。
例えば、同じ金融機関の2つのローンを同日で完済した場合、申請をまとめると登録免許税を節約できます。

4.必要書類

面談時には、以下をお持ちください。

1. 抹消書類一式 金融機関から受領した書類すべて
2. 認印 シャチハタ以外
3. 身分証明書 運転免許証、マイナンバーカード、保険証など

住所変更も行う方は、住民票なども必要です。
面談時にご案内しますので、後日郵送で結構です。

5.費用

司法書士の料金

報酬(税込)
基本料金(概ね固定) 14,300円

登録免許税

不動産の数×1,000円です。
マンションの場合、部屋と敷地で2つと数えます。

実費を含めた費用の具体例は以下をご覧ください。

6.ご相談の流れ

完了までは、通常1~2週間です。

  1. 01. お問い合わせ

    電話、メール、LINEでお問い合わせください。
    電話では、「ホームページを見ました」とお伝えいただけるとスムーズです。面談をご希望であれば、日時を調整します。ご不明な点がありましたら、遠慮なくお尋ねください。

  2. 02. 面談

    書類を拝見し、すぐに登記情報を確認します。
    これにより、住所変更登記が必要かどうかが分かります。

    見積書を提示しますので、納得いただければご依頼ください。
    その場でお支払いいただける場合は、領収書をお渡しします。 (後日振込みでも結構です。)
    委任状に署名捺印をいただきます。

  3. 03. 住民票取得(住所変更が必要な方)

    住民票か戸籍の附票を、取得していただきます。
    (どちらが必要かはご案内します。司法書士が手配することもできます。)
    事務所までご郵送ください。

  4. 04. 登記の申請→完了

    司法書士が登記申請書を作成し、法務局へ申請します。
    1週間ほどで完了します。

    完了後の受け取りも司法書士が行います。
    依頼者の方が法務局に行く必要はありません。

  5. 05. ご返却

    司法書士が、登記情報で処理を確認します。
    登記完了証などの書類はご自宅にお送りします。

7.抵当権抹消を自分でするか検討中の方へ

抵当権抹消は登記の中では、比較的簡単な部類です。
事務処理が得意で、法務局に平日に何度か行くことができる方なら、自分でやってみることも可能かもしれません。
もっとも、私道等の共同担保があるか、住所変更登記が必要か、などにより難易度は異なります。
以下に注意点を記載します。

私道などの抵当権抹消忘れに注意

本体の土地建物だけでなく、私道やゴミステーションなどの持分にも抵当権が設定されていることは珍しくありません。
全ての不動産の抵当権を抹消しなければ、将来売却時に慌てることになります。
この点は、自分でできたと思っていても、実はできていないということがありうるので、注意が必要です。
(共同担保目録を確認することで、間違いを防げます。)

住所変更登記忘れに注意

登記簿上の住所が旧住所のままの方は、住所変更登記を同時申請しなければ、抵当権抹消が却下となります。