1.固定資産税納税通知書とは

不動産登記をご依頼いただく場合、初回相談時に固定資産税納税通知書をお持ちいただきます。
(紛失していれば、なくても問題ありません)

法務局への申請時に提出し、登記完了後にご返却いたします。

1‐1.西宮市の固定資産税納税通知書

下の写真を参照してください。毎年4月、5月あたりに郵送されてくるものです。
可能な限り、最新のものをご準備ください。
なお固定資産税を納付済みかどうかは関係ありません。

2.土地の地番、建物の家屋番号の確認

登記の見積もりをするためには、不動産の登記簿を見なければなりません。
そして登記簿を見るには、不動産の地番・家屋番号を知る必要があります。

平日に事務所にお越しくだされば、お持ちいただいた納税通知書や権利証を参照し、登記情報提供サービスから登記情報を取得するため問題ありません。

ただ上記サービスは土日祝は利用できません。土日祝に来所される方でその日に見積もりが欲しい方は、以下を参考に地番・家屋番号を事前にお伝えください。

2‐1.土地の地番(写真の赤い部分です)

以下が土地の地番が記載されているページです。
西宮市の固定資産税納税通知書は右下に小さくページ数が書いてあります。
土地は5ページ目です。
下の画像の赤い部分が地番です。

2‐2.建物の家屋番号(写真の赤い部分です)

以下が建物の家屋番号が記載されているページです。
建物は9ページ目です。
画像の赤い部分が家屋番号です。

2‐3.地番・家屋番号は権利証にも記載されています

納税通知書を参照するのが早いですが、権利証にも地番・家屋番号の記載があります。
なお納税通知書には私道など、固定資産税が非課税の土地が載っていないことがあります。
そのため、登記をする時には両方を確認させていただいています。

2‐4.住所とは違います

よく勘違いされるのですが、地番や家屋番号と「住所」は違います。
(住所は正式には住居表示といいます)
住所を基に登記簿は取れません。

2‐5.納税通知書も権利証もないときは名寄帳で確認

納税通知書も権利証も紛失しているときは、役所で名寄帳を取得します。
名寄帳には特定の個人がその市内で所有している不動産の一覧が載っています。
そこに地番と家屋番号の記載があります。

その市内の不動産しか分かりませんので、どこにあるか分からない不動産を探すことはできません。
しかし、私道などの非課税物件漏れを防ぐには有効な資料です。

3.評価額の確認(登録免許税の計算に使用)

固定資産税納税通知書からは、不動産の評価額を知ることもできます。
これは、登録免許税(登記の税金)の計算に使います。
税率は登記の原因ごとに決められています。

例えば、相続登記の登録免許税は評価額の4/1000です。
評価額が1000万であれば4万円、2000万であれば8万円となります。

納税通知書をお持ちくだされば、司法書士が登録免許税の計算も行います。

3‐1.写真の青い部分です

以下が土地の地番が記載されているページです。
西宮市の固定資産税納税通知書は右下に小さくページ数が書いてあります。
土地は5ページ目です。
下の画像の青い部分が評価額です。


以下が建物の家屋番号が記載されているページです。
建物は9ページ目です。
画像の青い部分が評価額です。

3‐2.評価額と路線価、時価は違います

不動産評価額は一般的に、時価の約7割といわれています。
なお路線価は時価の約8割といわれます。
以上は地域や不動産によって、誤差等ありますのであくまで目安です。

贈与税や相続税の算定基準となるのは路線価です。登録免許税の算定基準が、この評価額です。

3‐3.納税通知書がないときは評価証明書で確認

納税通知書がなければ、不動産所在地の役所で評価証明書を取得します。
評価証明書の取得には、地番や家屋番号が必要です。

3‐4.登記にも使えます

登記申請には、不動産の評価が分かる書類を出さなければなりません。
一般的には評価証明書ですが、これは法定されていませんので地域によって納税通知書でも使えます。

特に私の事務所で相続登記を申請するときは、ほとんど納税通知書を利用しています。
少なくとも西宮市、宝塚市、伊丹市、川西市、芦屋市、尼崎市の不動産であれば利用できますので、評価証明は不要です。(平成27年度現在)